ピルを飲み始めてから「濡れにくくなった」「性欲が落ちた」——SNSではこの声が非常に多く上がっています。あなただけではありません。この記事では、なぜこのような変化が起きるのか、どう対処できるのかを整理します。
なぜ起こるのか
低用量ピルは排卵を抑制するために、体内のエストロゲン・プロゲスチンのバランスを変化させます。この変化が、性的欲求や性的興奮時の反応に影響することがあります。
具体的には以下のメカニズムが関係しているとされています。
- エストロゲンの変化——潤滑液の分泌に関係するホルモンバランスが変化し、性的興奮時の潤いが減少することがある
- テストステロンへの影響——ピルの中には性欲に関係するテストステロンの働きを抑える作用を持つプロゲスチンが含まれているものがある
- 精神的影響——ホルモンバランスの変化が気分や感情に影響し、性的な関心が低下することがある
個人差が非常に大きい
同じことは「全員に起こるわけではない」というのが重要なポイントです。SNSでも「私は全然そんなことなかった」「むしろPMSがなくなって気分が安定した」という声も多くあります。
どのくらいの人に起こる?
SNSの声を見ると、ピルによる性機能の変化を経験した方はかなり多いようです。ただし研究によって報告される頻度には幅があり、また「ピルを飲んでいる全員に起こる」ものではありません。
重要なのは、「起こりうる副作用であること」「薬の種類によって異なること」「改善できるケースがあること」の3点です。
対処法
この副作用への対処として、医師に相談できることがあります。
- ピルの種類を変える——プロゲスチンの種類が異なるピルに変更することで改善するケースがあります。「薬を変えたら合った」という声がSNSでも多く見られました
- ルブリカント(潤滑剤)の使用——潤いの不足を補う方法として選択する方もいます
- 医師への相談——「飲み始めてから〇〇が変わった」と正直に伝えることが大切。担当医は慣れています
自己判断でやめない
副作用が辛くても、自己判断でピルをやめることは避けてください。治療目的で飲んでいる方は特に、中止前に必ず医師に相談してください。
パートナーへの伝え方
「なんで最近乗り気じゃないの?」と聞かれる前に伝えた方が楽になることもあります。ただし伝えるかどうかは本人が決めることです。
伝える場合は、シンプルに「ピルの副作用で体の反応が変わっていることがある」と伝えるだけで十分なことも多いです。詳細な説明は必要ありません。
SNSでは「彼氏には言わない方がいい」という声も一定数ありました。理由は「傷つける言葉を返される可能性がある」「余計な心配をかけたくない」など様々です。どう伝えるか・伝えないかは、相手との関係性を踏まえて判断してください。
「濡れない ≠ 愛情がない」
SNSでこの文脈のコメントが非常に多く見られました。大切なことなので、ここに書いておきます。
ピルによる性的反応の変化は、パートナーへの愛情や気持ちとは関係ありません。ホルモンバランスの変化による身体的な反応です。
「好きじゃなくなったの?」「最近冷たい」という言葉で傷ついた経験を持つ方が、SNS上でも多くいました。この副作用を正しく理解することが、パートナー間の誤解を防ぎます。
オンラインクリニックで相談する
副作用が気になる方は、まず医師に相談してみてください。
ピルの種類を変えることで改善するケースがあります。
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個人差が大きいため一概には言えません。飲み始めから1〜3ヶ月で体が慣れて改善する方もいれば、改善しない方もいます。3ヶ月以上続く場合は医師に相談してみてください。
多くの場合、服用を止めると徐々にもとの状態に戻るとされています。ただし個人差があります。治療目的で飲んでいる場合は、自己判断でやめず必ず医師に相談してください。
プロゲスチンの種類が異なるピルに変更することで改善するケースがあります。ただしどの薬が合うかは個人によって異なるため、症状を医師に伝えて相談してください。
伝えるかどうかは本人の判断です。ただ「ピルの副作用で体の反応が変わることがある」という事実を共有しておくと、誤解が生じにくくなります。
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